お祭りの金魚がすぐ死んじゃった・・・懺悔と金魚すくいをする時の注意点

先日お祭りで娘が金魚すくいをしました。

もともとアクアリウムに憧れがあった私。

最近の金魚すくいは金魚をすくっても返していい(その場合2回遊べる)と言うルールがあったりして、それもどうかなーと思っていたので、すくうなら飼おう!と、金魚の持ち帰りを選択。

1匹しかすくえなかったのですが、そういう決まりなのか祭りの最終日だったためか2匹貰ってかえってきました。

その後水槽やらなんやら用意している間に2日目に2匹とも死んでしまって全滅・・・

色々調べてはみたのですが、至らない点が沢山あったなあ・・・と言う後悔とともに、これからお祭りで金魚すくってみようかな?と思ってる方へ、今回調べた事を書いてみます。

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お祭りの金魚は何故死にやすい?

そもそも、もともとお祭りの金魚はすぐ死んじゃうとよく言われています。

しかし、お祭りの金魚だけど10年生きてるよ!と言うのもよく聞きます。

違いはなんなのか。

単純にたまたま丈夫で弱っていない金魚を捕まえてきたのか、はたまた飼う環境がよかったのか。

今回調べていてわかったのは、金魚は案外初心者向けの魚ではないと言うことです。

今回もらってきた金魚の種類は和金。

ちょうど上の写真のオレンジ色のやつです。

ザ金魚って感じのこいつはかなり強い種類らしく(もっと丸くてふわふわした尻尾のが琉金で、和金と一緒いいれると餌を食いっぱぐれたりするらしい)しかもうまく成長すればどんどん大きくなるので、手のひらサイズになった金魚の写真を見る事があります。

そんな和金でも金魚と言うものはそもそも

・水温・水質の変化にかなりストレスを受ける

・糞が多く、立ち上げ初期の水槽ではすぐアンモニア中毒になる

・1匹あたり5~6リットルは水が必要。更に大きくなるため、小さな水槽では飼えない

ということで、初心者がお祭りでとってきてすぐ水に入れて飼うと言うのは難易度が高いみたい。

ではどんな準備が必要なのでしょうか

もう後悔しないために お祭りの金魚を飼うための準備

そもそもお祭りの金魚は割高です。

水槽を買いにペットショップに行った時に見た所、和金3匹100円で売っていました。

お祭りの金魚は釣れたとして2匹で300円・・・

金魚すくいというアミューズメント性を考えるとまあ妥当なのかもしれませんが、お祭りの金魚はただでさえ弱っています。

・大量飼育

・病気が蔓延しやすい

・追い回されるストレス

・家にかえるまでの移動の負担

・そもそも水槽の水を用意してから金魚すくいをしたりはしない

上記のような理由でかなり不利なので、金魚を飼いたいと思ったならペットショップで買ったほうが割安で長生きする可能性も高いのかもしれません

どうしても金魚すくいの金魚を飼うなら

・あらかじめ水槽を用意・カルキを抜いた水を用意しておく。(カルキを抜く薬剤もある)

 もっと安全にするなら2~4週間くらい運転したり、他の丈夫な生きもの(パイロットフィッシュ)等を入れて環境を作っておく

ただの水(カルキを抜いていても)だと糞や餌の毒素を分解するバクテリアが育っていないので、かなり過酷な状況になるらしいです・・・。頻繁に水換えするかかなり大きな容器で飼うしか無いですが、水換えもストレスになるとの事で難しい所

・金魚をすくうなら祭りの初日で、すくったらすぐ家に帰る

祭り最終日に釣った金魚を帰る前に入れる容器を買ったり砂利を買ったり・・・寄り道してかなり移動に時間をかけて負担をかけてしまいました

・なるべく大きな容器に入れる

今回100均で300円で買った虫かごに入れていましたが後から考えると容量不足でした。

バクテリアの関係も凌ぐためには大きな容器が正義のよう。

昔の金魚が結構持つのはもともとあった大きな容器に入れたり池に入れたりしていたからかもしれません

・水温をあわせる(釣ってきた金魚を30分くらい袋のまま新しい水に浮かべる)のはもちろん、水質も合わせるため、ちょっとずつ袋に入れて慣らす

水温は合わせたけど30分くらいたってもういいかーとそのまま水槽に入れてしまいました

・餌をやらない

お腹が空いてるだろうとついついやってしまいがち

我が家でも1日目と2日目と与えてしまいました

調べると金魚は1週間餌なしでも大丈夫なんだそうで

逆に餌をやるとストレスで消化不良を起こして死んだり

糞や餌の栄養分がアンモニアになって毒だったり

いいことが全然無いみたい・・・

少なくとも3.4日は餌無しで全然OKでのようです

ここまで準備をしてもそもそも弱っていたり病気の可能性が高いので、なかなか生き延びさせるのは難しいのかもしれませんが、やるだけのことはやったと言うのは後悔しなくてすむのではないでしょうか

最も簡単にお祭りの金魚を飼うには

すみだ水族館のHPを見に行ったらどんぶりでも飼えるよーとか言ってて、簡単に飼えそうな印象がありましたが、調べてみると結構難しい金魚の飼育。

お祭りの金魚はかなり生き延びさせるのは難しいようですが、用意をしっかりしておけば生存率は上がりそうです。

調べていて一番簡単に生存率を上げられそうなのは容器の容量を上げること

水槽で飼う物にはだいたい1センチにつき1リットルの水が必要と言うのが定説のようですが、2.3センチの金魚でも一匹6リットルくらいと言っている人もいます。

水質が安定してバクテリアがアンモニアや硝酸を分解してくれる状態ならば多少せまくても大丈夫なのかもしれませんが、最初の立ち上げ時点で真水から行く場合は何を置いても大きな容器が必要なようです。

今回のように2匹なら12リットル以上とか

水の量が多ければ多いほど、毒素に汚染される割合もスピードもゆっくりになるので、とりあえず大きなたらいとかバケツとか、水を沢山入れた物に入れてから水槽等を準備した方がいいみたいです。

これから

今回用意した水槽(それも12リットルなので2匹の金魚にはちょっと狭いですね)と水草は今そのまま生き物なしで悲しく運転されています。

一応買った物はこれ

キッチンのカウンターに乗せられるサイズということで選びましたが、もっと大きい方が初心者には優しいみたい・・・もう買っちゃったからなんとも言えませんが

水槽の中にエアフィルターも餌も水質調整剤(カルキ抜き)も入っているので、これだけ買えばとりあえず水を入れて使える物です。大体2~3千円で結構安い。

1匹はこの水槽を買いに行っている間に死んでしまいました。

2匹目はしばらく運転して水質安定してから入れてあげようと言っている間に死んでしまいました。

今思えばちょっとストレスだったかもしれないけれど、12リットルの方にさっさと入れてあげれば二匹目は生きていたかな―

最初に入れた容器が小さすぎました

しばらくしたら水槽の準備万端の状態でなにか生き物をお迎えしたいですね。

メダカとか・・・

金魚は難しそうだから無しかな・・・

幅が同じくらいでもっと大きなものなら26Lのこっちでもいいかも

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