そろそろ春の進級進学シーズン
新一年生にあがるお子さんがいる人たちはそろそろ学習教材どれにしようかなーと思っている頃でしょうか(もう決まってるかな?)
去年の今頃私も色々な所の教材を取り寄せて比較検討しました。
結果としてドラゼミを選んで1年間娘に受講させたんですが、結果はどうだったのか
これから通信教材を検討してる人の参考になればと思うので書いてみます
ちなみに結論だけ先に言うと、2年生もドラゼミのまま持ち上がる予定です。
2年は持ち上がりましたが途中からスマイルゼミ
に変更しました。詳しくはこちら→
数ある通信教材の中からなぜドラゼミを選んだのか
もともと私自身は子供の頃学研のトップラーンというドマイナー教材を6年間やっていたので、学研にしようかなーと思って調べたんですが、学研はよくわからない事に・・・。
他にも教材が色々あるのでとりあえず片っ端から資料請求。
ポピー(学研だと勘違いしてた)、四谷大塚(プリント学習大手だったので)、Z会(憧れがあって)、進研ゼミ小学講座(一応有名なので)、ドラゼミと結構な量を手にいれたんですが、子供の反応は全てイマイチ。
スマイルゼミも検討したのですが、低学年では大差ないかな?っていうのと、タブレットすぐ壊れるって言う評判をちょっと見て様子見(今またやろうかなーって言ってます)
※2018年現在、スマイルゼミの方に変更しました。
こういうテキスト今までやらせた事なかったんでまあ当たり前と言えば当たり前。
何故かみんなやってるこどもチャレンジなんかも1回もやらせたこともなく小学校に入るわけで、そもそもやりたくないそんなもんって感じでした。
教材によっても4月号をちょっと先取りさせてくれる所もあれば、9月号とか、半端な所を見せてくれる所もあって、見本教材ではイマイチ比較しづらいところでした。
パット見て色使いがすごく気持ち悪い感じ(古臭い字体とかイラスト)のところはパス!ってことでポピーとか四谷とかはなんかパッとせず。
進研ゼミはなんか昔から嫌いって言う個人的な理由で(ひどい)パス
後から子供にはなんか有名なランドセルのキャラクター?のやつが欲しかったーとか言われましたが・・・
そんな中、私がドラゼミがいいかなーと思った理由はまずはドラえもん
今はだいぶ卒業気味ですが、その頃毎週欠かさずドラえもんを見ていたので、娘がとっつきやすそうと思ったのと、イラストがドラえもんばっかりなので、ある意味ブレがない。
教材自体がドラえもんでスッキリまとまってるので見やすくて良いと言うのもありました。
そして陰山メソッドで有名な陰山先生の監修が入っていると言うあたりもポイント。
陰山メソッドとかいうと、なんか胡散臭い感じがして、私も最初敬遠してたんですが、陰山先生系の本を何冊か呼んでみた所、あまりものすごい事言ってないな・・・と思いまして。
アレを乱暴にまとめると
色々発展した物事を考えるためにはとにかく基礎ががっちりしてないとダメ
だから基礎を固めるために漢字とか計算とかをガッチリやらせるんだよ
基礎が出来ると自信がつくから学習意欲も湧くよ
ってだけなんですよね。
100ます計算とか漢字ドリルとかばっかりが目につくので、詰め込み教育だー!とか、個性のある子が育たない!とか批判があるようなんですが、個性とかって基礎が出来た上で花開くものだと思います。
学習障害のある子には辛いって言う指摘はまあそうなんだろうなと思いますが、それは個々の子供に細やかに対応していけばいいということで、ごく普通の子供には有効な勉強方法だと感じていました。
あと小学館の「小学一年生」とか「幼稚園」の雑誌でも陰山メソッドのドラゼミっぽいドリルがついてきたりしていて馴染みもありましたね
それから作文に力を入れている所と、パズルとかの図形も毎回あるって言うのがただただ問題こなさせるだけな教材とは違うな―と思いました。
最終的にドラゼミに決めたのは私と言うより夫です
決め手はイード・アワード2015の通信教育小学生部門1位だったから
男の人って権威に弱いのね・・・って感じですが、沢山の人に評価されているって言うのは悪い事ではありません。
なんと2016年もドラゼミが1位でした
部門賞も結構もらってて、以下イード・アワード2016からの引用ですが3部門で1位で総合1位になってます(参照HP)
子どもが好きな通信教育ドラゼミ
教材がよい通信教育Z会 小学生コース
継続しやすい通信教育ドラゼミ
添削の質がよい通信教育ドラゼミ
学費の満足度が高い通信教育小学ポピー
受験・進学情報の充実している通信教育学研通信講座
ブランド信頼性の高い通信教育Z会 小学生コース
てことで、実績もよさそうだしやってることも良さそうだし、子供もやりそうだしやるかーー
ってことで開始。
とりあえず6ヶ月まとめて支払いでスタートしてみました(来年から1年まとめて支払いにしたけど)
実際の子供の様子 学習習慣がついたよ
我が家では小学校に上がるまで特に学習する習慣をつけようともしていなかったので、ドラゼミで学習習慣をつける事になりました。
ドラゼミは毎月終わったらシールを貼る学習カレンダーと教材の表紙の裏に終わったらシールを貼る所があります。
教材の方はシールがパズルのようになっているのでどんな模様が出てくるか楽しみなように作られています。
さらに、完成しないとわからないクイズがついていて、それを添削に答えると特典がもらえるシールが返ってくるので本当に良く出来てるな~と思います。
しかしこのシールうちでは今はあまり意味が無いものになってます・・・
最初の頃はちゃんと毎回貼ってたんですが、うちの子シールを張って達成感!って言うのに昔から全然興味がなくて・・・
もちろんそういうコツコツシールとか貯めるのが好きな子とか、貼るのが好きな子には絶大なパワーを持つしかけだと思うのでオススメです。
うちは最近ではシールを貼るのが面倒なので月末にまとめて私に貼らせている始末
でも学習習慣はちゃんとついたので、最近は言わなくてもドラゼミをやって早く丸つけしてー!と急かされる感じです。
ドラゼミは1日見開きで2ページ分(少ない時は1ページのときも)なので大体10分もかからずに終わります。
最初のうちは子供もやる気があるし、親ももっとやらせたい気持ちがあると思いますが、ちょっと物足りないくらいすぐ終わっちゃうなって言う感覚をもたせるにはちょうどいいと思います。
やりたくなーーいって言ってても、やればすぐ終わっちゃうので、やれやれって何回も言われたりするよりちょっとやっちゃったほうが早いや・・・と、最近は思っている様子。
うちは学校の宿題・ドラゼミ・ピアノの練習の3つを終わらせればネットの動画を見ようがゲームをしようがOK!(終わりの時間は決まってますが)という事に決めているので、動画を見たければドラゼミしなさーい。ゲームをしたければピアノやっちゃいなさーいと、目先の遊びで釣ってやらせてましたが、もうご褒美が特に無くても出来るようになってきた感じがあります。
最初の頃はこの記事でも書きましたが
マグネットでやることリストを作って出来た・出来ないってやってましたが、最近はできない事の方が少ないのでほとんど使ってません。
やらなきゃいけないことを覚えるまではとても有効です。
教科書準拠じゃない事の良さ
ドラゼミは教科書準拠ではありません
どういうことかというと、教科書と同じ内容や進み方の教材ではないということです
教科書準拠の方は出て来る漢字も物語も、算数の計算の進め方も全く同じかちょっと先取りな程度なので、学校で習う事についてだけ強化したいならそれでいいと思います。
でも、一年生の時はそれでいいかもしれませんが、中学や高校で定期テストはできるけど学力テストや模試は全然出来ない人っていませんでした?
そういう教科書で習ってない事が全然出来ないって言う子にはならないでほしいので、ドラゼミはちょうどいいかなと思っています。
国語も毎回違うお話を読んで答えるわけで、物語を読む経験値が教科書準拠の方よりアップするのは間違いないですよね。
国語は漢字が出てくる順番とかは本当に全く違います。
なので、この漢字学校で習ってない!となるわけですが、そこはまだ習ってないから壁に貼ってある感じの表を見ながら書いていいよと言ってあります。
その時は見ながら書いていても結果的に予習することになり、その時はちゃんと書けていなくても、学校で習うとちゃんと書けるようになって帰ってきます。
算数も教科書の方では時計の読み方が時々挟まって来たりするので、ドラゼミではかなり計算が先の方に進んでしまっている事もありますが、先に行ってから振り返るとなんでも簡単に思えるもので、ドラゼミは大変だよ!!!と言いながらも学校の勉強はちょっと余裕な感じで宿題等で復習出来ている感じです。
そのため、学校のテスト等では今のところほとんど100点かそれに近い点数が取れているので、まだまだ勉強に苦手意識みたいなのはないみたいです。
最初につまづくと長いこと引きずりますからね。
テストの問題の解き方等はやはり通信教材をやっていないとなかなか身につかないので、「回答の仕方」がわかると言うのもメリットです。
父と娘のふれあいタイム?
ドラゼミでよかったなーと思う所の1つが、旦那さんと娘が学習を通してふれあいタイムをしている事です。
ドラゼミは図形パズルがついてきて、毎回問題がでるんですが、これが難しい!!!
お母さんパス!!!
ってなるので、理系のお父さんとやりなさいって言ってるんですが、これが大人がやっても本当に難しいので、旦那さんと娘がうーんうーんいいながら二人で一生懸命問題を解いていて微笑ましいえす。
丸つけも最近娘がよくお父さんに頼んでいるので、私よりも厳しいお父さん採点を受けてなぜか娘は喜んでいます。
なぜかお父さんに言われると素直に直したりするんですよね・・・
解答等もすごく丁寧な説明がついてきているので親も安心して勉強を見られる教材だと思います
付録?本題?作文とパズル、繰り返し教材がすごい
上でも書きましたがパズルは難しいです
右脳を鍛えるって感じでしょうか
毎回見開き2ページついてきて頭を捻ることになります
小1はほとんど計算ばっかりですが、図形も力を伸ばしていこうって言うのが見えます。
作文にも力を入れていて、ドラえもんの漫画を読ませて、オチはどんなことを言うと思う?とかいうページが見開き2ページ。
こういう時はこういう書き方で言いたいことを伝えてみようと言うページが見開き2ページでほぼ毎回必ずついてきます。
どういう風に書いたらいいかと言う事を段階的に、かなり自由に書かせてくれる感じでちょっとずつ練習していくのがいいんじゃないでしょうか。
あとは陰山メソッドの関係で100マストは行かないですが、15マスや30マスの計算や詩の音読を毎日しようというページが必ずついてきます。
計算の方はコピーして正確さと時間を短縮する事を目標に毎日やるのですが、最初は本当に目標タイムまで全然行かなくても2日目で1日目の半分の時間に短縮、2日目で2日目のさらに半分に・・・と、子供は本当に劇的にスピードが早くなっていくので成長が見えてとてもいいです。
子供もやれば成果が出るんだと言うことをすぐに体感出来るので自信がつくみたいですよ
教科は国語と算数で10日分ずつ20日分しかないんですが、作文や計算、パズル等、あと添削のテストを含めると1ヶ月で結構ボリュームがあります。
ちょっと少ないかな?と最初は思ったけど、ちょうどいいバランスのようです。
添削テストは字が綺麗すぎ
添削テストは国語と算数の裏表1枚を郵送する昔ながらのテストになります。
送るとドラゼミシールが送られてきて、貯めると溜めた枚数に応じたプレゼントがもらえると言う昔ながらの方法なんですが、子供は意外と(笑)結構楽しみにしているようです。
1ヶ月やったことがまんべんなく出ている感じで、裏表やっても20分くらいで終わるので、負担はあまりないようです。
添削で先生から赤ペンが入った物が返ってくるんですが、これパソコンに入力してやったの???って思うほど字がきれいです
これどうやってるんだろう・・・と思うほど、添削テストに更に例題と答えまで付けて返してくれます。
そして先生へのお便りの所
毎回娘は超ふざけて「ぼんじゅーーる!」とか書いているんですが(やめさせようよ)
「○○さんはとてもたのしいきぶんなのかな?」とか超優しいお言葉で返してくれます。
神か!!(笑)
そんな先生とのやり取りも楽しみにしている娘を見てると良かったなーと思いますよ。
まとめ
超長々と書いて来ましたが、ドラゼミを選んで1年やってみてよかったなーと思ってます
まあ1年生なので、問題量が多い少ないよりも毎日取り組めるかどうかがキモですかね
そう言った点では色々工夫がされていて、学習習慣をつける事には成功したと思います
基礎の底固めと言う意味でも反復練習出来る教材があって子供の自信になりました
うちではあまり使ってませんが、受講者はネットで更に教材がダウンロード出来たりするので、これだけの問題量じゃ少ない!というお子さんの需要も満たすんではないでしょうか
当初はタブレット教材等も検討しましたが未だ黎明期と言う感じ
学校の授業に違和感無く参加させていくためにも紙でよかったかなーと思っています。
ドラゼミはお値段もそれほど高くないので、一度資料を見て子供ができそうか検討されるといいと思います。
※タブレット学習は黎明期と言いつつ、2年生2月からスマイルゼミに変更してしまいました
詳しくはこちら↓