武蔵小杉付近でゴジラが暴れるっていうんで期待してたシン・ゴジラ。
評判もかなり良いし、北海道が誇るアツい漫画家島本和彦先生は吠えてるしで期待大で見に行きました!
見に行く前の記事はこちら
http://kuragelife.com/2016/07/12/post-361/
今回は川崎のダイスの上にあるTOHOシネマズ川崎で鑑賞。
見てる人も多分ほとんど川崎の人。広いシアターでもほぼ満員だったよ!
ずっとネタバレ注意な感想
さてゴジラです。以下ずっとネタバレです。
見てない人は映画を先に見てください!
知らずに見る感動を奪いたくはないなぁと思いますので。ということで以下ほんとにネタバレばっかな感想と言うかつっこみですよ!
最初はもたもたもたもた会議。
このもたもたが後々良くなっていくんだろうと期待しつつ、自衛隊の偉い人役の余貴美子の存在感がおかしい・・・
小池百合子に取材してたって記事をどこかで読みましたが、これか!余貴美子は百合子か!
防衛大臣かなり出来そうだったけど、そういうことかと一人納得。
取材した頃は都知事選なんかに出て都知事になるなんて思ってなかったんだろうなぁ
どこかの記事でこの映画は3.11の時の内閣の動きを良く勉強して作ってるとか言ってる人がいましたが、そう言われると大杉漣の総理が菅直人に見えてくるから不思議(笑)
総理、ご決断を!ばっかりですが、そんなことしてる暇あるのかよ!というツッコミを期待していると思われるもたつき演出。
まあ、想定外ですわなー
実は永田町にはゴジラのような巨大未確認生物来襲時にも対応可能のマニュアルが有ります!
っていうのも実は有りじゃないかと思いますが。
海底トンネルがドチャドチャ!ビチャビチャ!って赤いのでどばあってなるところからなんかゴジラが気持ち悪いのが良かったですね。
ゴジラを知ってる世代が想像するゴジラの姿で最初から出てこないっていうのが。
そんで、もたもたしてるうちに蒲田です。
ピクシブではあの第二形態?のゴジラのことをネタバレを避けるために【蒲田のあいつ】というタグができてるのが面白いですが、そうあれ、蒲田のあいつ。
私は最初からゴジラの幼体なんだーと思いましたが、最初は今回ゴジラが戦う相手かと思ったっていう人もいるらしいですね。
エラからドバドバ血だかなんだかが出ててま~キモイ。
そんで、中の人は野村萬斎って言う話は聞いてたので、あー。
あの裾を引きずりながらヌタヌタ歩く?這う感じ!萬斎!と思いまいした。
しかしちょっとあの姿きもかわいいかもしれん・・・
目がピュアな感じがまた気持ち悪いですね!
しかし被害甚大。
私は平成以後のゴジラ世代なせいか、人死にがあまり出ない印象があったのですが、今回はいろんなところでガッツリ死んでますねー
逃げる準備してたら建物ごと倒されちゃう家族とか・・・ちょっと切ない。
押し寄せる津波みたいなのから1人バタバタ逃げる人が目立っててよかったです。
そしてドンドコ成長しつつ蒲田からついに小杉方面へ!
さあ、小杉の出番だよ!!!
でもあれって、多摩川のこっち側の東京に来る前に止めるんだ!!!って
川崎の住人的にはひでえ!!って思いました(笑)
多摩川防衛戦。
以前の記事で撮ったのは川崎側から小杉を撮ってるので逆でしたねー
NECのビルとか超でかい住友不動産のタワマンとか、見たらわかる場所が出てきて興奮。
わかりやすいのはあの屋上付近が扇がたの半円みたいになってるタワマンかな。
そこをバックに東京側をむくゴジラ
に対する自衛隊。
「目標が報告と違う」と繰り返すシーンでは既にゴジラは二足歩行のゴジラらしいゴジラ。
ここらへんミリヲタ垂涎の戦いの場面なんじゃないでしょうか。
私は詳しくないんですが、あれ、全弾ゴジラにだけ命中させてたり、(タワマンへの自衛隊からの被害はないのです)
自衛隊の空からの空爆じゃ刃が立たなくて戦車から。
こちらも全弾命中させるクオリティー
胸アツですな!
そんで、斎藤工が戦車でーー!!あれーーー丸子橋に潰され・・・ちゃったのか?殉職??
はっきりとは描かれてなかったけど、かなりヤバイ感じになってましたね。
もちろん、そんな兵士一人一人にズームしたりしません。
おれ、この戦いが終わったら恋人に結婚を申し込むんだ!とか無いから!
あっさり出てきてあっさり死んでいく事も多いキャストの皆様。でも異常な存在感。
豪華です。
今回シン・ゴジラの出演者の数とネームバリューがすごすぎるのに、まー気持ちいいほど使い捨てていく!
ほぼほぼチョイ役です。でもそれがいい!!
ピエール瀧とかもそうですが、片桐はいり先生の使いどころ!!!!
強烈なインパクト!!!
何アレ。あれだけ!?
これは銀魂のキャサリンを片桐はいりさんがやるのも夢じゃないと思う!
しかし、片桐はいりと尾頭ヒロミ役の市川実日子をみると『めがね』とか『かもめ食堂』とかそっちらへんの小林聡美とかもたいまさこが出てくる雰囲気黄昏映画の雰囲気が思い出されますが、今回尾頭さんが本当に良いキャラしてますね。
超早口で専門用語をもそもそしゃべるコミュ症。目線は合わない。これぞなんかのオタク!
そういえば冒頭のあたりで生物学の有識者として出てる人達が某映画監督達っぽい出で立ちだそうで。
これは後述しますが、15日の発生可能上映会の声援の中にあったので気づいたんですが、見た時は気付かなかった!!
もう一度見る時は絶対確認します。
あの曲もかかるぞ!
いったん引くゴジラ。
京急の赤い電車が吹っ飛ばされて、在来線は京急線以外復旧ってアナウンスされてて涙。
ゴジラじゃなきゃ一番に復旧してそうなのに京急…
ここら辺の情報過多な感じは庵野さんだなぁと言う感じ。
ゴジラ次回上陸に備えて組織される巨災対。
はぐれもの、変人が集められるってあたりが映画のセオリー通りなんですが、主役の矢口が二世エリート過ぎてなんか浮いてる感じがするのがちょっと気になりました。アレはなんだろう。進次郎?
エリートなんだけど変な人みたいなのが弱いような?でも違和感ーからのシャツがくさくなる程頑張るって言うあたりで親近感が湧いてくるのかな。
この人達の会議でエヴァの曲(デン・デン・デン・デン・デンデンってなるやつ)がかかるので笑いました。
そのままか!と。
あの曲って、踊る大捜査線にパクられて(許可とってるらしいけど)そのまま使われてたり、ある意味日本映画で一番多くの人が聞いたことがあるBGMじゃないですかね。
作戦練る時はあの曲かけとけってことなのか。
随所に遊びが見られるので、細かい所を見るためにみんなDVD買うんだろうなー
今回石原さとみもかなりうっざくていい役をやってますね。
唇ぽったり。かわいいことです。
あの顔でカヨコ。カヨコ、大統領になる気なの?
色々大変そうですよね。日系三世?で女性で大統領。
それでもなんかむかつくうざい女から最終的にはこいつかわいいなーって思わせる演出で良かったです。
東宝側がカヨコと矢口が恋人とかどうですって言ったけど却下されてったって話(東宝はなぜ『#シン・ゴジラ』を庵野秀明氏に託したか~東宝 取締役映画調整部長・市川南氏インタビュー)を見ましたがそれで正解ですよね。
そんな話はいらん!!
そういう話ばっかり映画に期待してた人にとってはシン・ゴジラは肩透かしなんでしょうけど。
私は女性ですが、家族愛・恋愛・必殺技無しで全然楽しめました。
6才娘は途中で寝てましたが、字幕での説明が多い(読めない)
外人がしゃべると字幕(読めない・聞き取れない)
難しい用語が多い。
ってことで致し方なし!と言う感じ。
ゴジラが出てきたあたりで怖がって夫の腕をがっしり掴んでましたが、そのままその腕を枕に寝てしまったようで、もうちょっと大きくなってから楽しんで貰いたい所。
ゴジラ無双キタコレ!
ゴジラ再度上陸
熱量がはんぱなくなって赤から紫に変わる熱線。てかビーム。ここら辺はもう、豪快過ぎて変な笑いが込み上げてきてました。
そしてまさかの内閣総辞職ビーム!!百合子ー!!(違う)
これピクシブでこう命名されてるの見て吹き出しました。
この映画の一番情け容赦ないところ。
巨神兵のような業火の中、炎バックにこっちを見てるゴジラ。絶望。ナニコレ怖い。
ここがこの映画のゴジラの最大の見せ場ですよね。
一旦なすすべもなく、荒ぶるゴジラが勝手に止まるまで待たざるを得なかった状態なのが悔しい!ってなるとこですな。
映画だからもちろんインターバルが必要なんですが、普通にあのまま東京壊滅でもおかしくない暴れっぷり。素敵です。
長すぎるので一旦ここまで
順次追記します
はー突っ込むとこ多すぎるわ…